![]() 研磨用品と補助工具との間に使用される接合パッド
专利摘要:
本発明は、研磨用品と補助工具との間に使用される接合パッドに関する。特定の一実施形態において、孔あき研磨用品と補助工具との間に使用される接合パッドが提供される。一般に、本明細書に記載される接合パッドは、特定の構成の開口を有する研磨用品と、異なる構成の集塵開口を有する補助工具との間に接合パッドを使用することができるように構成された、開口及び少なくとも1本のチャネルを含む。一実施形態において、本明細書に記載される接合パッドは、任意の孔あき研磨用品と、除塵が可能な任意の補助工具との間に接合パッドを使用することができるように構成された、開口及び少なくとも1本のチャネルを含む。接合パッドを備える研磨工具及び接合パッドの使用方法もまた記載される。 公开号:JP2011507713A 申请号:JP2010539942 申请日:2008-12-23 公开日:2011-03-10 发明作者:トマス・ボーデ;マービン・チュン−ファ 申请人:サン ゴバン アブレシブ;サン ゴバン アブレシブ インコーポレーティド; IPC主号:B24D7-00
专利说明:
[0001] 関連出願 本願は、2007年12月31日に出願された米国仮特許出願第61/009,631号明細書の利益を主張する。] [0002] 上記出願の教示全体は、参照によって本明細書に援用される。] 背景技術 [0003] 研磨用品は、特に木材に対して使用されるとき、多量の粉塵を発生し得る。この粉塵は削り屑としても知られ、不都合なだけでなく、さらには研磨されている表面が覆い隠されて見えなくなるとともに、使用中の研磨用品に負荷がかかり得る。従って、多くの製造業者が、粉塵が形成されたときにそれを吸い取るための、一体化した、又は簡便に取り付けることのできる真空排出システム設計を有する工具を販売している。この吸い取りは、典型的には、研磨用品を取り付けた工具の裏側に真空をかけ、粉塵が発生したときにそれを排出させるための、工具と研磨用品とを貫通する穴を設けることによって行われる。] [0004] しかしながら、工具の粉塵排出穴のパターンが規格化されていないという問題があり、従って、多くの場合に、ある特定の工具での使用が意図された研磨用品は、別の工具の粉塵排出穴とは整列しない。最適な除塵のためには、研磨用品の穴とその補助工具の穴とは、同一で、且つ完全に整列する必要がある。典型的には、使用者は、既存の工具の性能を損なわないまま研磨用品の穴の構成を変えることはできない。同等の性能を維持し、又は性能を向上させるには、使用者は工具を完全に交換しなければならない。] [0005] 現在、互いに適合性を有しない多くの穴の構成が市販品として利用可能である。これは、小売業者がいかなる顧客のニーズにも対応可能であるべきとすれば、ドゥー・イット・ユアセルフ(「DIY」)の市場向けに販売する小売業者は、全てのグリットサイズについて少なくとも2つの異なる研磨用品在庫を置いておかなければならないことを意味する。これにより、交換用の研磨材を在庫として備えておかなければならないDIY商品の数が増加するため、貴重な棚スペースが塞がり、非常に不都合なことになる。] 課題を解決するための手段 [0006] 本発明は、研磨用品と補助工具との間に使用される接合パッドに関する。特定の一実施形態において、孔あき研磨用品と補助工具との間に使用される接合パッドが提供される。一般に、本明細書に記載される接合パッドは、特定の構成の開口を有する研磨用品と、異なる構成の集塵開口を有する補助工具との間に接合パッドを使用することができるように構成された、開口及び少なくとも1本のチャネルを含む。いくつかの実施形態において、本明細書に記載される接合パッドは、研磨用品と補助工具との間に接合パッドを使用して、補助工具の開口の向きに対する研磨用品の開口の向きを変えることができるように構成された、開口及び少なくとも1本のチャネルを含む。一実施形態において、本明細書に記載される接合パッドは、任意の孔あき研磨用品と、除塵が可能な任意の補助工具との間に接合パッドを使用することができるように構成された、開口及び少なくとも1本のチャネルを含む。] [0007] 研磨用品、例えば孔あき研磨用品と補助工具との間に使用される接合パッドは、複数の開口を画定する研磨用品裏当て面と;研磨用品裏当て面の下に重なる複数の島部であって、複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する少なくとも1本のチャネルを画定する島部と;複数の島部の下に重なる補助工具裏当て面とを備え得る。] [0008] 一実施形態において、研磨用品、例えば孔あき研磨用品と補助工具との間に使用される接合パッドは、第1の複数の開口を画定する研磨用品裏当て面と;研磨用品裏当て面の周囲の下に重なる第1の補助構造と;研磨用品裏当て面の下に重なる少なくとも1つの追加的な補助構造であって、第1の複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する少なくとも1本のチャネルを画定する少なくとも1つの追加的な補助構造と;第2の複数の開口を画定する補助工具裏当て面であって、少なくとも第1の補助構造の下に重なり、且つそれと固着される補助工具裏当て面とを備えてもよく、少なくとも1本のチャネルは、第2の複数の開口のうちの少なくとも2つとも流体連通する。] [0009] さらに別の実施形態において、研磨用品、例えば孔あき研磨用品と補助工具との間に使用される接合パッドは、複数の開口を画定する研磨用品裏当て面と;研磨用品裏当て面の下に重なるチャネル保持層であって、複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する少なくとも1本のチャネルを画定するチャネル保持層と;チャネル保持層の下に重なる補助工具裏当て面とを備え得る。] [0010] 本発明はまた、研磨用品と、本明細書に記載されるとおりの接合パッドと、補助工具とを備える研磨工具にも関する。例えば、一実施形態において、研磨工具は、第1の複数の開口を画定する孔あき研磨用品と;接合パッドであって、(i)第2の複数の開口を画定する研磨用品裏当て面と;(ii)研磨用品裏当て面の下に重なる複数の島部であって、第2の複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する少なくとも1本のチャネルを画定する島部と;(iii)複数の島部の下に重なる補助工具裏当て面とを備える接合パッドと;第3の複数の開口を画定する補助工具とを備え;接合パッドは、孔あき研磨用品と補助工具との間に位置決め可能である。] [0011] 別の例示的実施形態において、研磨工具は、第1の複数の開口を画定する孔あき研磨用品と;接合パッドであって、(i)第2の複数の開口を画定する研磨用品裏当て面と;(ii)研磨用品裏当て面の下に重なるチャネル保持層であって、第2の複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する少なくとも1本のチャネルを画定するチャネル保持層と;(iii)チャネル保持層の下に重なる補助工具裏当て面とを備える接合パッドと;第3の複数の開口を画定する補助工具とを備え;接合パッドは、孔あき研磨用品と補助工具との間に位置決め可能である。] [0012] 研磨用品と補助工具との間に本明細書に記載される接合パッドを使用することにより、それまで特定の補助工具と共に使用するときに、例えば、研磨用品の穿孔を補助工具の集塵穴と十分に整列させることが困難又は不可能であったために効力を有しなかった研磨用品が、今や有効に使用することができる。接合パッドは、粉塵の流れを加工面から払い除け、接合パッドを介して、補助工具により提供される集塵システムに入れることを可能とすることにより、研磨用品と補助工具との間に機能的な接合面を提供し得る。本明細書に記載される接合パッドは、特定の構成の開口を有する研磨用品と、異なる構成の集塵開口を有する補助工具との間に接合パッドを使用することができるように構成された、開口及び少なくとも1本のチャネルを含む。場合によっては、本明細書に記載される接合パッドは、任意の孔あき研磨用品と、除塵が可能な任意の補助工具との間に使用することができる。また、本発明を実施することにより、工具を永久的に改造することなく、既存の工具に除塵性の向上をもたらすことができる。] [0013] 場合によっては、接合パッドは、接合パッドの開口が研磨用品又は補助工具の開口と完全には整列しなくともよいように構成される。接合パッドがこのように構成されるとき、接合パッドの使用者は、接合パッドを研磨用品又は補助工具と厳密に位置合わせすることに注意を払う必要がない。開口を正確に整列させることなく有効な研磨が可能なことにより、本発明は、使用者の誤操作による影響を小さくすることに役立つとともに、商業利用では、ダウンタイムを削減し、且つ一貫した研磨性能を維持することによって効率性を向上させることに役立つ。] [0014] 一実施形態において、この接合パッドは、特定の普通の面、掴み面又は接着面を有する補助工具裏当て面及び研磨用品裏当て面を備えることにより、普通の面、掴み面又は接着面を有する補助工具を、普通の面、掴み面又は接着面に変えるように構成することができる。例えば、一実施形態において、普通の面を有する補助工具は、接着剤で被覆された補助工具裏当て面とフック面ファスナの研磨用品裏当て面とを有する接合パッドを使用することにより、ループ面ファスナを有する研磨用品と共に使用することができる。このように、本発明を実施することにより、多様な研磨用品を多様な補助工具と共に使用することができる。] [0015] 一実施形態において、本発明は、図に示され、且つ上記に説明されるとおりの、少なくとも1つの開口を画定し、且つ研磨面と裏当て面とを備える孔あき研磨用品を備えるキットである。このキットはまた、研磨用品の裏当て面に固定可能な少なくとも1つの接合パッドも備える。特定の実施形態において、孔あき研磨用品は、少なくとも2つの開口を画定する。場合により、キットは少なくとも1つの接合パッドを備え、これは、接合パッドが裏当て面に固着されたときに、補助工具の裏当て面を接合パッドに付着させたときの研磨用品の穿孔の少なくとも一部分を互いに流体連通させる開口を画定する。別の選択肢としては、キットは少なくとも2つの接合パッドを備えてもよく、これらは、裏当て面に固着され、且つ補助工具を接合パッドに付着させたときに、研磨用品の少なくとも2つの開口の間に流体連通を提供する少なくとも1本の管路を画定する。] [0016] 本発明はまた、少なくとも1つの孔あき研磨用品(例えば、孔あき研磨布紙)と少なくとも1つの接合パッドとを含むキットを含み得る。キットは、例えば、(a)少なくとも1つの孔あき研磨用品と、(b)少なくとも1つの接合パッドであって、各々が、(i)第2の複数の開口を画定する研磨用品裏当て面と;(ii)研磨用品裏当て面の下に重なる複数の島部であって、第2の複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する少なくとも1本のチャネルを画定する島部と;(iii)複数の島部の下に重なる補助工具裏当て面とを備える接合パッドとを備えてもよく;少なくとも1つの接合パッドは、少なくとも1つの孔あき研磨用品と、第3の複数の開口を画定する補助工具との間に位置決め可能である。] [0017] 本発明はまた、孔あき研磨用品(例えば、孔あき研磨布紙品)を補助工具と共に使用する方法も含む。例えば、第1の複数の開口を画定する孔あき研磨用品を、第2の複数の開口を画定する補助工具と共に使用する方法は、本明細書に記載される接合パッドを孔あき研磨用品と補助工具との間に位置決めすることを含み得る。] [0018] 本発明はまた、本明細書に記載される研磨工具を使用して表面を研磨する方法も含む。例えば、いくつかの実施形態において、加工面に研磨工具を接触させ、削り屑が生じる。削り屑は、研磨用品から接合パッドを通じて補助工具に送り込むことができる。] [0019] 本発明の接合パッドを使用して、研磨用品を、これまで少なくとも部分的に適合しなかった補助工具とつなぎ合わせることができるため、この接合パッドを使用すると、使用者が手元に揃えておかなければならない研磨用品又は補助工具のストックを減らすことができる。加えて、この接合パッドは、汎用的な相互の適合性を提供することができるため、交換用の研磨用品及び補助工具を供給する店舗は、研磨用品又は補助工具について抱える在庫品目を減らすことができる。] [0020] 以上の記載は、添付の図面に示されるとおりの、以下の本発明の例示的実施形態のさらに詳細な説明から明らかとなるであろう。図面では、種々の図の全てにわたり、同様の参照符号は同じ部分を参照する。図面は必ずしも一定の尺度とは限らず、むしろ、本発明の実施形態を説明することに重点が置かれている。] 図面の簡単な説明 [0021] 本発明の一実施形態に係る接合パッドの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る接合パッドの斜視図である。補助工具裏当て面の図である。 本発明の一実施形態に係る接合パッドの斜視図である。研磨用品裏当て面の図である。 本発明の一実施形態に係る接合パッドの図であり、補助工具裏当て面が円弧形開口を備える。補助工具裏当て面の図を含む。 本発明の一実施形態に係る接合パッドの図であり、補助工具裏当て面が円弧形開口を備える。補助工具裏当て面の図を含む。 本発明の一実施形態に係る接合パッドの図であり、補助工具裏当て面が円弧形開口を備える。研磨用品裏当て面の図を含む。 本発明の一実施形態に係る接合パッドの図であり、補助工具裏当て面が円弧形開口を備える。研磨用品裏当て面の図を含む。 本発明の別の実施形態に係る接合パッドの図である。補助工具裏当て面の図を含む。 本発明の別の実施形態に係る接合パッドの図である。補助工具裏当て面の図を含む。 本発明の別の実施形態に係る接合パッドの図である。研磨用品裏当て面の図を含む。 本発明の別の実施形態に係る接合パッドの図である。研磨用品裏当て面の図を含む。 本発明の別の実施形態に係る接合パッドの図である。補助工具裏当て面の図を含む。 本発明の別の実施形態に係る接合パッドの図である。補助工具裏当て面の図を含む。 本発明の別の実施形態に係る接合パッドの図である。研磨用品裏当て面の図を含む。 本発明の別の実施形態に係る接合パッドの図である。研磨用品裏当て面の図を含む。 一実施形態に係る接合パッドの一部分の断面図である。チャネル保持層の図を含む。 一実施形態に係る接合パッドの一部分の断面図である。研磨用品裏当て面の図を含む。 一実施形態に係る接合パッドの一部分の断面図である。研磨用品裏当て面の図を含む。 別の実施形態に係る接合パッドの一部分の断面図である。チャネル保持層の図を含む。 別の実施形態に係る接合パッドの一部分の断面図である。チャネル保持層の図を含む。 別の実施形態に係る接合パッドの一部分の断面図である。研磨用品裏当て面の図を含む。 別の実施形態に係る接合パッドの一部分の断面図である。研磨用品裏当て面の図を含む。 保留 本発明の一実施形態に係る接合パッドの図であり、補助工具裏当て面が円弧形開口を備える。 本発明の一実施形態に係る部分的に作製された接合パッドの断面図である。 本発明の一実施形態に係る部分的に作製された接合パッドの断面図である。 別の部分的に作製された接合パッドであり、これは、本発明の一実施形態に係る図10A及び図10Bの部分的に作製された接合パッドを含む。 本発明の一実施形態に係る接合パッドの図である。 本発明の一実施形態に係る接合パッドの図である。 本発明の一実施形態に係る接合パッドの図である。 本発明の一実施形態に係る接合パッドの図である。 本発明の一実施形態に係るキットの図である。 本発明の一実施形態に係るキットの図である。] 図10A 図10B 実施例 [0022] 本発明の例示的実施形態の説明が以下に続く。] [0023] 一実施形態において、孔あき研磨用品と補助工具との間に使用される接合パッドは、(a)複数の開口を画定する研磨用品裏当て面と;(b)研磨用品裏当て面の下に重なる複数の島部であって、複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する少なくとも1本のチャネルを画定する島部と;(c)複数の島部の下に重なる補助工具裏当て面とを備える。] [0024] 「研磨用品裏当て面」とは、この語句が本明細書で使用されるとき、研磨用品を固定することのできる裏当て面を指す。研磨用品裏当て面は、例えば、普通の面、掴み面、例えば面ファスナシステムなど、又は接着面であってよい。研磨用品裏当て面は、特定の型の研磨用品に固着するのに適したものであり得る。従って、一実施形態において、研磨用品がフック面ファスナ又はループ面ファスナ部品を備え、研磨用品裏当て面は、適合するフック面ファスナ又はループ面ファスナ部品を備える。別の実施形態において、接合パッドは、研磨用品に対して機械的に(例えば、中心のナットとねじ切りされたスピンドルとのシステムなどの締結具を介して)固定されるよう意図され、研磨用品裏当て面は普通の面を備える。一実施形態において、研磨用品裏当て面は凹部又は突起を備え、それらが研磨用品の凹部又は突起にそれぞれ対応しているため、接合パッドが研磨用品に対して移動したり、又は回転したりすることが防止される。] [0025] いくつかの実施形態において、研磨用品裏当て面は、研磨用品の支持パッドに用いられる当該技術分野において公知の様々な材料のいずれかを含む。いくつかの実施形態において、研磨用品裏当て面は、ポリマー材料、例えばポリウレタンを含む。例えば、研磨用品裏当て面は、ポリマー発泡体、例えばポリウレタンフォームを含んでもよい。ポリマー発泡体は、独立気泡ポリマー発泡体であっても、又は開放気泡ポリマー発泡体であってもよい。いくつかの実施形態において、研磨用品裏当て面は、ゴム(天然若しくは合成)又はゴム状材料を含む。] [0026] 一実施形態において、研磨用品裏当て面は複数の開口を画定する。用語「開口」は、本明細書で使用されるとき、穴などの開いた部分、例えば、円形、矩形、三角形、又は円環形の開いた部分を指す。開口はまた、細長い穴も含み得る。例えば、開口は円弧形状であってもよい。] [0027] 場合によっては、研磨用品裏当て面の複数の開口の少なくとも一部分は、孔あき研磨用品の穿孔の少なくとも一部分と整列するように位置決めされる。研磨用品裏当て面はまた、十分な大きさの、ほぼどの孔あき研磨用品の穿孔の少なくとも一部分とも整列するよう構成された多数の開口も含み得る。] [0028] 研磨用品裏当て面によって画定される開口は、研磨用品裏当て面に関して対称に配置され得る。裏当て面は、1本又は複数の対称軸に関してほぼ対称な開口を備え得る。例えば、ディスク形状の研磨用品裏当て面が、半径方向にほぼ対称な開口(例えば、円形、矩形、三角形、円環形、細長形、又は円弧形の開口)を備えてもよい。矩形の裏当て面が、例えば、長手方向対称軸に関してほぼ対称な開口を備えることもできる。] [0029] 接合パッドはまた、研磨用品裏当て面の下に重なる複数の島部も備え得る。用語「島部」は、本明細書で使用されるとき、他の構造と側方が直接接触することがほとんど又は全くない構造を指す。用語「島部」は、円環形構造を含む。島部は、研磨用品裏当て面によって画定される複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する少なくとも1本のチャネルを画定する。好ましくは、開口及びチャネルは、研磨加工中に生じた削り屑が研磨用品裏当て面の開口、さらにチャネルを通じて効果的に運び出され、補助工具の除塵システムに達することができるように構成される。] [0030] 研磨用品裏当て面の下に重なる複数の島部は、研磨用品裏当て面の周囲の下に重なる島部を備え得る。場合によっては、研磨用品裏当て面はディスク形状であり、研磨用品裏当て面の下に重なる複数の島部は、ディスク形状の研磨用品裏当て面の周囲(すなわち、外周)の下に重なるほぼ円環形の島部を含む。研磨用品裏当て面の周囲の下に重なる島部は、研磨用品裏当て面の下に重なり、且つ概して接合パッドの周囲から接合パッドの中心に向かって延在する少なくとも1つの半島部を備え得る。いくつかの実施形態において、研磨用品裏当て面の下に重なる1つ又は複数の半島部は、研磨用品裏当て面によって画定される複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通するチャネルを画定する。] [0031] 一実施形態において、複数の島部は、研磨用品裏当て面の複数の開口の各々と流体連通する複数のチャネルを画定する。これらのチャネルは、相互に連結されていても、又は連結されていなくともよい。従って、いくつかの実施形態において、複数の島部はまた、少なくとも2本の他のチャネルと流体連通する少なくとも1本の連結チャネルも画定する。場合によっては、複数の開口は、単一のチャネルを介して流体連通する。例えば、いくつかの実施形態において、2、3、4、5つ、又はそれ以上の開口が、単一のチャネルを介して流体連通する。従って、少なくとも1本のチャネルが、研磨用品裏当て面によって画定される開口のうち3つ以上と流体連通してもよい。いくつかの実施形態において、研磨用品裏当て面によって画定される開口の大多数又は実質的に全てが、島部によって画定される少なくとも1本のチャネルを介して互いに流体連通する。他の実施形態において、研磨用品裏当て面によって画定される開口の全てが、島部によって画定される少なくとも1本のチャネルを介して互いに流体連通する。] [0032] 好ましくは、少なくとも1本のチャネルは蛇行していない。例えば、少なくとも1本のチャネルはほぼ直線状であり、大きい捻れ、折れ、又は曲がりを有しない。一実施形態において、少なくとも1本のチャネルは蛇行しておらず、そのチャネルは、捻れ、折れ、又は曲がりを含まず、それらを人の肉眼で見ることはできない。しかしながら、本明細書で使用されるとき、用語「蛇行していない」は、ほぼ直線状の分岐チャネルのシステムを除外することを意図するものではない。特定の一実施形態において、複数の島部は少なくとも1本の分岐チャネルを画定する。別の実施形態において、複数の島部は、分岐チャネル及び直線チャネルの双方を画定する。] [0033] 一実施形態において、接合パッドはディスク形状であり、複数の島部は、研磨用品裏当て面の下に重なる同心の隆起を備える。かかる実施形態において、島部のうちの少なくともいくつかは、ほぼ円環形で、同心状に配置される。いくつかのディスク形状の接合パッドにおいては、複数の島部が複数の同心チャネルを画定する。例えば、場合によっては、複数の島部が同心の隆起を備え、それらが複数の同心チャネルを画定する。ディスク形状の接合パッドはまた、少なくとも2本の同心チャネルと流体連通する少なくとも1本の連結チャネルも画定する複数の島部も備え得る。例えば、ディスク形状の接合パッドは、少なくとも2本の同心チャネルと流体連通するほぼ半径方向に延在するチャネルを画定する島部を備え得る。] [0034] 複数の島部によって画定されるチャネルは、接合パッドに関して対称に配置され得る。例えば、ディスク形状の接合パッドは、パッドの中心に関してほぼ対称なチャネルを備え得る。他の実施形態において、接合パッドは、1本又は複数の対称軸に関してほぼ対称なチャネルを備え得る。例えば、矩形の接合パッドが、少なくとも長手方向対称軸に関してほぼ対称なチャネルを備えることもできる。チャネルの対称性は、使用中に回転するよう意図された接合パッドについては、使用中に接合パッドが不安定になることを防止したり、又は最小限に抑えたりするために、特に重要となり得る。] [0035] 一実施形態において、島部によって画定される少なくとも1本のチャネルは、補助工具によって画定される少なくとも1つの集塵開口と整列するように位置決めされる。例えば、一実施形態において、接合パッドは同心チャネルを備え、少なくとも1本の同心チャネルが、半径方向において、補助工具によって画定される集塵開口と整列するように位置決めされる。] [0036] 複数の島部は、研磨用品の支持パッドに用いられる当該技術分野において公知の様々な材料のいずれかを含み得る。いくつかの実施形態において、島部は、ポリマー材料、例えばポリウレタンを含む。例えば、島部は、ポリマー発泡体、例えばポリウレタンフォームを含んでもよい。ポリマー発泡体は、独立気泡ポリマー発泡体であっても、又は開放気泡ポリマー発泡体であってもよい。いくつかの実施形態において、島部は、ゴム(天然若しくは合成)又はゴム状材料を含む。それに加えて、又はそれに代えて、複数の島部は、少なくとも1つの紙、木材、金属、若しくはプラスチック材料、又はそれらの組み合わせを含み得る。場合によっては、より軟質の材料が好ましく、剛性の高い材料より優れている。いくつかの実施形態において、研磨用品裏当て面及び島部の双方が同じ材料を含む。] [0037] 場合によっては、研磨用品裏当て面と複数の島部とは、互いに直接隣接する。研磨用品裏当て面及び複数の島部は、1つ又は複数の材料をモールド成形することによって一体化した研磨用品裏当て面/島部構造を形成するなどして、一体化した研磨用品裏当て面/島部構造を形成するように作製することができる。いくつかの実施形態において、研磨用品裏当て面及び複数の島部は、1つ又は複数の材料素材を機械加工することによって作られる。] [0038] 研磨用品裏当て面及び複数の島部は別個に形成され、それから一体に接着されてもよい。例えば、複数の島部は、接着剤によって研磨用品裏当て面と結合することができる。多くの接着剤が当該技術分野において公知であり、本願に好適である。好ましい実施形態において、接着剤は、耐熱性であるか、耐剪断性であるか、又はその両方の性質をもつ。接着剤はまた、島部又は裏当て面の形成に用いられる材料と適合するものでなければならない。好適な接着剤の例としては、コンタクト型接着剤、シアノアクリレート接着剤などのアクリル接着剤、及びエポキシ接着剤を挙げることができる。] [0039] 一実施形態において、接合パッドは、研磨用品裏当て面の下に重なるチャネル保持層を備え、この層は複数の島部を備える。複数の島部は少なくとも1本のチャネルを画定する。場合によっては、チャネル保持層は基材を備えてもよく、その上に複数の島部が固定される。チャネル保持層は、研磨用品裏当て面に固着されてもよく、又は研磨用品裏当て面と一体化されてもよい。] [0040] 接合パッドはまた、補助工具裏当て面も含む。「補助工具裏当て面」とは、この語句が本明細書で使用されるとき、補助工具を固定することのできる裏当て面を指す。補助工具裏当て面は、例えば、普通の面、掴み面、又は接着面であってよい。補助工具裏当て面は、特定の型の補助工具に固着するのに適したものであり得る。従って、一実施形態において、補助工具がフック面ファスナ又はループ面ファスナ部品を備え、補助工具裏当て面は、適合するフック面ファスナ又はループ面ファスナ部品を備える。別の実施形態において、接合パッドは、補助工具に対して機械的に(例えば、中心のナットとボルトとのシステムなどの締結具を介して)固定されるよう意図され、補助工具裏当て面は普通の面を備える。一実施形態において、補助工具裏当て面は凹部又は突起を備え、それらは補助工具の凹部又は突起にそれぞれ対応していて、接合パッドが補助工具に対して移動したり、又は回転したりすることが防止される。] [0041] 補助工具裏当て面は、研磨用品支持パッドに用いられる当該技術分野において公知の様々な材料のいずれかを含み得る。いくつかの実施形態において、補助工具裏当て面は、ポリマー材料、例えばポリウレタンを含む。例えば、補助工具裏当て面は、ポリマー発泡体、例えばポリウレタンフォームを含んでもよい。ポリマー発泡体は、独立気泡ポリマー発泡体であっても、又は開放気泡ポリマー発泡体であってもよい。いくつかの実施形態において、補助工具裏当て面は、ゴム(天然若しくは合成)又はゴム状材料を含む。それに加えて、又はそれに代えて、補助工具裏当て面は、少なくとも1つの紙、木材、金属、若しくはプラスチック材料、又はそれらの組み合わせを含み得る。場合によっては、より軟質の材料が好ましく、剛性の高い材料より優れている。いくつかの実施形態において、補助工具裏当て面及び島部の双方が同じ材料を含む。例えば、いくつかの実施形態において、研磨用品裏当て面、島部、及び補助工具裏当て面が、同じ材料を含む。] [0042] 場合によっては、補助工具裏当て面と複数の島部とは、互いに直接隣接する。補助工具裏当て面及び複数の島部は、1つ又は複数の材料をモールド成形することにより一体化した補助工具裏当て面/島部構造を形成するなどして、一体化した補助工具裏当て面/島部構造を形成するように作製することができる。いくつかの実施形態において、補助工具裏当て面は、複数の島部の少なくとも1つの表面にモールド成形され得る。例えば、フック面ファスナ又はループ面ファスナ部品を複数の島部の少なくとも1つの表面にモールド成形することにより、補助工具裏当て面を形成することができる。或いは、フック面ファスナ又はループ面ファスナ部品を複数の島部の少なくとも1つの表面にラミネート加工するか、又は接着することにより、補助工具裏当て面を形成してもよい。] [0043] いくつかの実施形態において、補助工具裏当て面及び複数の島部は、1つ又は複数の材料素材を機械加工することによって作られる。補助工具裏当て面及び複数の島部は、別個に形成され、それから一体に接着されてもよい。例えば、複数の島部は、接着剤によって補助工具裏当て面と結合することができる。多くの接着剤が当該技術分野において公知であり、本願に好適である。好ましい実施形態において、接着剤は、耐熱性であるか、耐剪断性であるか、又はその両方の性質をもつ。接着剤はまた、島部又は裏当て面の形成に用いられる材料と適合するものでなければならない。好適な接着剤の例としては、コンタクト型接着剤、シアノアクリレート接着剤などのアクリル接着剤、及びエポキシ接着剤を挙げることができる。一実施形態では、研磨用品裏当て面/島部構造を形成して補助工具裏当て面に接着することにより、接合パッドが形成される。別の実施形態では、補助工具裏当て面/島部構造を形成して研磨用品裏当て面に接着することにより、接合パッドが形成される。] [0044] 一実施形態において、研磨用品裏当て面の下に重なる複数の島部は、研磨用品裏当て面の周囲の下に重なる島部を備えてもよく、及び補助工具裏当て面は、少なくとも研磨用品裏当て面の周囲の下に重なる島部の下に重なり、それに固着される。] [0045] 補助工具裏当て面は、ある開口、いくつかの実施形態においては複数の開口を画定し得る。場合によっては、補助工具裏当て面の少なくとも1つの開口は、補助工具によって画定される少なくとも1つの開口(例えば、集塵開口)と整列するように位置決めされる。補助工具裏当て面はまた、十分な大きさの、ほぼどの補助工具の開口の少なくとも一部分とも整列するよう構成された多数の開口も含み得る。] [0046] 補助工具裏当て面によって画定される開口は、補助工具裏当て面に関して対称に配置され得る。裏当て面は、1本又は複数の対称軸に関してほぼ対称な開口を備え得る。例えば、ディスク形状の補助工具裏当て面が、半径方向にほぼ対称な開口(例えば、円形、矩形、三角形、円環形、細長形、又は円弧形の開口)を備えてもよい。矩形の裏当て面が、例えば、長手方向対称軸に関してほぼ対称な開口を備えることもできる。] [0047] 一実施形態において、複数の島部は、補助工具裏当て面によって画定される複数の開口と流体連通する少なくとも1本のチャネルを画定する。複数の島部はまた、補助工具裏当て面の複数の開口の各々と流体連通する複数のチャネルも画定し得る。場合によっては、複数の開口は、単一のチャネルを介して流体連通する。例えば、いくつかの実施形態において、2、3、4、5つ、又はそれ以上の開口が、単一のチャネルを介して流体連通する。従って、少なくとも1本のチャネルが、補助工具裏当て面によって画定される開口のうち3つ以上と流体連通してもよい。いくつかの実施形態において、補助工具裏当て面によって画定される開口の大多数又は実質的に全てが、島部によって画定される少なくとも1本のチャネルを介して互いに流体連通する。他の実施形態において、補助工具裏当て面によって画定される開口の全てが、島部によって画定される少なくとも1本のチャネルを介して互いに流体連通する。] [0048] 本発明はまた、孔あき研磨用品と補助工具との間に使用される接合パッドも含み、これは、(a)第1の複数の開口を画定する研磨用品裏当て面と;(b)研磨用品裏当て面の周囲の下に重なる第1の補助構造と;(c)研磨用品裏当て面の下に重なる少なくとも1つの追加的な補助構造であって、第1の複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する少なくとも1本のチャネルを画定する少なくとも1つの追加的な補助構造と;(d)第2の複数の開口を画定する補助工具裏当て面であって、少なくとも第1の補助構造の下に重なり、且つそこに固着される補助工具裏当て面とを備え、少なくとも1本のチャネルは、第2の複数の開口のうちの少なくとも2つとも流体連通する。] [0049] かかる接合パッドは、研磨用品裏当て面の周囲の下に重なる第1の補助構造を備える。第1の補助構造は、例えば、研磨用品裏当て面の周囲の下に重なる島部又は隆起などの円環形構造を備え得る。一実施形態において、研磨用品裏当て面はディスク形状であり、研磨用品裏当て面の下に重なる第1の補助構造は、ディスク形状の研磨用品裏当て面の周囲(すなわち、外周)の下に重なるほぼ円環形の構造を含む。] [0050] この接合パッドはまた、研磨用品裏当て面の下に重なる少なくとも1つの追加的な補助構造も備える。少なくとも1つの追加的な補助構造は、例えば、島部、半島部、及びそれらの組み合わせからなる群から選択され得る。少なくとも1つの追加的な補助構造は、第1の複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する少なくとも1本のチャネルを画定する。] [0051] 追加的な補助構造は、少なくとも1つの島部を備え得る。島部の構造及び構成は、上記に記載されるとおりであり得る。] [0052] 追加的な補助構造は、研磨用品裏当て面の下に重なり、且つ概して第1の補助構造から接合パッドの中心に向かって延在する少なくとも1つの半島部を備え得る。この半島部は、第1の補助構造に直接隣接してもよく、第1の補助構造と一体化されてもよく、別の補助構造に直接隣接してもよく、又は別の補助構造と一体化されてもよい。半島部は、上記に記載されるような、島部と同様の構造及び構成を有し得る。] [0053] 補助構造(例えば、第1の補助構造及び少なくとも1つの追加的な補助構造)は、接合パッドに関して対称に配置され得る。例えば、ディスク形状の接合パッドが、パッドの中心に関してほぼ対称な補助構造を備えてもよい。他の実施形態において、接合パッドは、1本又は複数の対称軸に関してほぼ対称な補助構造を備え得る。例えば、矩形の接合パッドが、少なくとも長手方向対称軸に関してほぼ対称な補助構造を備えることもできる。一実施形態において、少なくとも1つの追加的な補助構造は、互いに対して対称に位置決めされた複数の追加的な補助構造を備える。] [0054] 少なくとも1つの追加的な補助構造は、第1の複数の開口のうちの少なくとも2つ及び第2の複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する少なくとも1本のチャネルを(少なくとも部分的に)画定する。好ましくは、開口及びチャネルは、研磨加工中に生じた削り屑が、研磨用品裏当て面の開口から、チャネル、さらに補助工具裏当て面の開口を通じて効果的に運び出され、補助工具の除塵システムに達することができるように構成され得る。] [0055] 一実施形態において、補助構造(例えば、第1の補助構造及び少なくとも1つの追加的な補助構造)は、第1の複数の開口の各々及び第2の複数の開口の各々と流体連通する複数のチャネルを画定する。これらのチャネルは、相互に連結されていても、又は連結されていなくともよい。従って、いくつかの実施形態において、補助構造はまた、少なくとも2本の他のチャネルと流体連通する少なくとも1本の連結チャネルも画定する。場合によっては、第1又は第2の複数の開口の1つ又は複数は、単一のチャネルを介して流体連通する。例えば、いくつかの実施形態において、2、3、4、5つ、又はそれ以上の開口が、単一のチャネルを介して流体連通する。従って、少なくとも1本のチャネルが、第1の複数の開口のうち3つ以上の開口か、第2の複数の開口のうち3つ以上の開口か、又は第1及び第2の複数の開口のうち3つ以上の開口と流体連通してもよい。一実施形態において、第1の複数の開口及び第2の複数の開口の全てが、補助構造によって画定される少なくとも1本のチャネルを介して互いに流体連通する。] [0056] 好ましくは、少なくとも1本のチャネルは蛇行していない。例えば、少なくとも1本のチャネルはほぼ直線状であり、大きい捻れ、折れ、又は曲がりを有しない。一実施形態において、少なくとも1本のチャネルは蛇行しておらず、そのチャネルは、捻れ、折れ、又は曲がりを含まず、それらを人の肉眼で見ることはできない。しかしながら、本明細書で使用されるとき、用語「蛇行していない」は、ほぼ直線状の分岐チャネルのシステムを除外することを意図するものではない。特定の一実施形態において、補助構造は少なくとも1本の分岐チャネルを画定する。別の実施形態において、補助構造は、分岐チャネル及び直線チャネルの双方を画定する。] [0057] 補助構造によって画定されるチャネルは、接合パッドに関して対称に配置され得る。例えば、ディスク形状の接合パッドは、パッドの中心に関してほぼ対称なチャネルを備え得る。他の実施形態において、接合パッドは、1本又は複数の対称軸に関してほぼ対称なチャネルを備え得る。例えば、矩形の接合パッドが、少なくとも長手方向対称軸に関してほぼ対称なチャネルを備えることもできる。] [0058] 別の実施形態において、孔あき研磨用品と補助工具との間に使用される接合パッドは、(a)複数の開口を画定する研磨用品裏当て面と;(b)研磨用品裏当て面の下に重なるチャネル保持層であって、複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する少なくとも1本のチャネルを画定するチャネル保持層と;(c)チャネル保持層の下に重なる補助工具裏当て面とを備え得る。] [0059] この実施形態は、研磨用品裏当て面の下に重なるチャネル保持層を含む。チャネル保持層は、研磨用品裏当て面の複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する少なくとも1本のチャネルを画定する。好ましくは、研磨用品裏当て面の開口及び少なくとも1本のチャネルは、研磨加工中に生じた削り屑が、研磨用品裏当て面の開口、さらにチャネルを通じて効果的に運び出され、補助工具の除塵システムに達することができるように構成される。] [0060] チャネル保持層は、上記にさらに詳しく記載されるような、1つ又は複数の島部を備え得る。例えば、チャネル保持層は、研磨用品裏当て面の周囲の下に重なる島部を備え得る。場合によっては、研磨用品裏当て面はディスク形状であり、チャネル保持層は、ディスク形状の研磨用品裏当て面の周囲(すなわち、外周)の下に重なるほぼ円環形の島部を備える。研磨用品裏当て面の周囲の下に重なる島部は、研磨用品裏当て面の下に重なり、且つ概して接合パッドの周囲から接合パッドの中心に向かって延在する少なくとも1つの半島部を備え得る。いくつかの実施形態において、チャネル保持層における1つ又は複数の半島部は、研磨用品裏当て面の複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通するチャネルを画定する。] [0061] 一実施形態において、チャネル保持層は、研磨用品裏当て面の複数の開口の各々と流体連通する複数のチャネルを画定する。これらのチャネルは、相互に連結されていても、又は連結されていなくともよい。従って、いくつかの実施形態において、チャネル保持層はまた、少なくとも2本の他のチャネルと流体連通する少なくとも1本の連結チャネルも画定する。場合によっては、複数の開口は、単一のチャネルを介して流体連通する。例えば、いくつかの実施形態において、2、3、4、5つ、又はそれ以上の開口が、単一のチャネルを介して流体連通する。従って、少なくとも1本のチャネルが、研磨用品裏当て面によって画定される開口のうち3つ以上と流体連通してもよい。いくつかの実施形態において、研磨用品裏当て面によって画定される開口の大多数又は実質的に全てが、チャネル保持層によって画定される少なくとも1本のチャネルを介して互いに流体連通する。他の実施形態において、研磨用品裏当て面によって画定される開口の全てが、チャネル保持層によって画定される少なくとも1本のチャネルを介して互いに流体連通する。] [0062] 好ましくは、少なくとも1本のチャネルは蛇行していない。例えば、少なくとも1本のチャネルはほぼ直線状であり、大きい捻れ、折れ、又は曲がりを有しない。一実施形態において、少なくとも1本のチャネルは蛇行しておらず、そのチャネルは、捻れ、折れ、又は曲がりを含まず、それらを人の肉眼で見ることはできない。しかしながら、本明細書で使用されるとき、用語「蛇行していない」は、ほぼ直線状の分岐チャネルのシステムを除外することを意図するものではない。特定の一実施形態において、チャネル保持層は少なくとも1本の分岐チャネルを画定する。別の実施形態において、チャネル保持層は、分岐チャネル及び直線チャネルの双方を画定する。] [0063] 一実施形態において、接合パッドはディスク形状であり、チャネル保持層は、研磨用品裏当て面の下に重なる同心の島部又は隆起を備える。かかる実施形態において、島部又は隆起のうちの少なくともいくつかは、ほぼ円環形で、同心状に配置される。いくつかのディスク形状の接合パッドにおいては、チャネル保持層が複数の同心チャネルを画定する。例えば、場合によっては、チャネル保持層が同心の隆起を備え、それらが複数の同心チャネルを画定する。ディスク形状の接合パッドはまた、少なくとも2本の同心チャネルと流体連通する少なくとも1本の連結チャネルも画定するチャネル保持層も備え得る。例えば、ディスク形状の接合パッドは、少なくとも2本の同心チャネルと流体連通するほぼ半径方向に延在するチャネルを画定するチャネル保持層を備え得る。] [0064] チャネル保持層によって画定されるチャネルは、接合パッドに関して対称に配置され得る。例えば、ディスク形状の接合パッドは、パッドの中心に関してほぼ対称なチャネルを備え得る。他の実施形態において、接合パッドは、1本又は複数の対称軸に関してほぼ対称なチャネルを備え得る。例えば、矩形の接合パッドが、少なくとも長手方向対称軸に関してほぼ対称なチャネルを備えることもできる。] [0065] 一実施形態において、チャネル保持層によって画定される少なくとも1本のチャネルは、補助工具によって画定される少なくとも1つの集塵開口と整列するように位置決めされる。例えば、一実施形態において、チャネル保持層は同心チャネルを備え、少なくとも1本の同心チャネルが、半径方向において、補助工具によって画定される集塵開口と整列するように位置決めされる。] [0066] チャネル保持層は、研磨用品の支持パッドに用いられる当該技術分野において公知の様々な材料のいずれかを含み得る。いくつかの実施形態において、チャネル保持層は、ポリマー材料、例えばポリウレタンを含む。例えば、チャネル保持層は、ポリマー発泡体、例えばポリウレタンフォームを含んでもよい。ポリマー発泡体は、独立気泡ポリマー発泡体であっても、又は開放気泡ポリマー発泡体であってもよい。いくつかの実施形態において、チャネル保持層は、ゴム(天然若しくは合成)又はゴム状材料を含む。それに加えて、又はそれに代えて、チャネル保持層は、少なくとも1つの紙、木材、金属、若しくはプラスチック材料、又はそれらの組み合わせを含み得る。場合によっては、より軟質の材料が好ましく、剛性の高い材料より優れている。いくつかの実施形態において、研磨用品裏当て面及びチャネル保持層の双方が同じ材料を含む。] [0067] 場合によっては、チャネル保持層は基材を備えてもよく、その上に1つ又は複数のチャネル画定構造が固定される。例えば、チャネル保持層を機械加工することによって材料素材にチャネルが作られ得る。] [0068] 或いは、チャネル保持層は、基材又は他の基板、例えば、研磨用品裏当て面又は補助工具裏当て面などの上にチャネル画定構造を形成することによって作られてもよい。] [0069] 場合によっては、研磨用品裏当て面とチャネル保持層とは、互いに直接隣接する。研磨用品裏当て面及びチャネル保持層は、1つ又は複数の材料をモールド成形することによって一体化した研磨用品裏当て面/チャネル保持層構造を形成するなどして、一体化した研磨用品裏当て面/チャネル保持層構造を形成するように作製することができる。いくつかの実施形態において、研磨用品裏当て面及びチャネル保持層は、1つ又は複数の材料素材を機械加工することによって作られる。] [0070] 研磨用品裏当て面及びチャネル保持層は、別個に形成され、それから一体に接着されてもよい。例えば、チャネル保持層は、接着剤によって研磨用品裏当て面と結合することができる。多くの接着剤が当該技術分野において公知であり、本願に好適である。好ましい実施形態において、接着剤は、耐熱性であるか、耐剪断性であるか、又はその両方の性質をもつ。接着剤はまた、チャネル保持層又は裏当て面の形成に用いられる材料と適合するものでなければならない。好適な接着剤の例としては、コンタクト型接着剤、シアノアクリレート接着剤などのアクリル接着剤、及びエポキシ接着剤を挙げることができる。] [0071] 場合によっては、補助工具裏当て面とチャネル保持層とは、互いに直接隣接する。補助工具裏当て面及びチャネル保持層は、1つ又は複数の材料をモールド成形することによって一体化した補助工具裏当て面/チャネル保持層構造を形成するなどして、一体化した補助工具裏当て面/チャネル保持層構造を形成するように作製することができる。いくつかの実施形態において、補助工具裏当て面及びチャネル保持層は、1つ又は複数の材料素材を機械加工することによって作られる。] [0072] 補助工具裏当て面及びチャネル保持層は、別個に形成され、それから一体に接着されてもよい。例えば、チャネル保持層は、接着剤によって補助工具裏当て面と結合することができる。多くの接着剤が当該技術分野において公知であり、本願に好適である。好ましい実施形態において、接着剤は、耐熱性であるか、耐剪断性であるか、又はその両方の性質をもつ。接着剤はまた、チャネル保持層又は裏当て面の形成に用いられる材料と適合するものでなければならない。好適な接着剤の例としては、コンタクト型接着剤、シアノアクリレート接着剤などのアクリル接着剤、及びエポキシ接着剤を挙げることができる。] [0073] 一実施形態において、チャネル保持層の下に重なる補助工具裏当て面は、複数の開口を画定する。複数の開口を画定する好適な補助工具裏当て面は、上記に記載される。] [0074] いくつかの実施形態において、チャネル保持層は、補助工具裏当て面によって画定される複数の開口と流体連通する少なくとも1本のチャネルを画定する。チャネル保持層はまた、補助工具裏当て面の複数の開口の各々と流体連通する複数のチャネルも画定し得る。場合によっては、複数の開口は、単一のチャネルを介して流体連通する。例えば、いくつかの実施形態において、2、3、4、5つ、又はそれ以上の開口が、単一のチャネルを介して流体連通する。従って、少なくとも1本のチャネルが、補助工具裏当て面によって画定される開口のうち3つ以上と流体連通してもよい。いくつかの実施形態において、補助工具裏当て面によって画定される開口の大多数又は実質的に全てが、チャネル保持層によって画定される少なくとも1本のチャネルを介して互いに流体連通する。他の実施形態において、補助工具裏当て面によって画定される開口の全てが、チャネル保持層によって画定される少なくとも1本のチャネルを介して互いに流体連通する。] [0075] 一般に、本明細書に記載される接合パッドの形状は、補助工具又は研磨用品の形状と適合するように選択され得る。例えば、接合パッドは、研磨用品又は補助工具とほぼ同じサイズ又は形状であり得る。いくつかの実施形態において、接合パッドは、とりわけ、ディスク形状、三辺形、四辺形、五辺形、アイロン形、又は木の葉形であってもよい。三辺形の接合パッドは、直線状、弧状、又は不規則形状の側辺を有し得る。四辺形の接合パッドは、例えば、矩形、正方形、又は菱形であってよく、直線状、弧状、又は不規則形状の側辺を有し得る。五辺形の接合パッドは、直線状、弧状、又は不規則形状の側辺を有し得る。アイロン形の接合パッドとしては五辺の多角形を挙げることができ、少なくとも2つの隣接する側辺が互いに向かって弧状に曲がっている。場合によっては、アイロン形の接合パッドは、衣服用のスチームアイロンの底板のような形状である。木の葉形の接合パッドとしては、縦方向にほぼ対称で、両側でつながった2つの弧を有するものが挙げられる。当業者は、本明細書に開示される本発明の範囲から逸脱することなく、他の形状を選択し得る。] [0076] いくつかの実施形態において、接合パッドの開口及びチャネルは、研磨用品と補助工具との間で接合パッドをいかなる特定の向きにも置く必要がないように構成される。この構成は、研磨用品裏当て面及び補助工具裏当て面に十分な大きさの開口を十分な数だけ設け、且つ、十分な数の開口をチャネルと連結することにより、実現することができる。当業者は、様々な研磨用品及び補助工具と共に用いられる接合パッド開口及びチャネルの構成を容易に選択することができる。好ましい実施形態において、接合パッドの開口は、各開口について、いくつかの他の接合パッド開口がごく近接するように構成される。] [0077] 有効に機能させるうえで、研磨用品及び補助工具の開口と接合パッドの開口とが100%整列することが厳密に必要とされることはないが、粉塵排出システムを有効に機能させるのに十分な程度には整列していなければならない。ほぼ100%の整列が好ましいが、それよりはるかに少ない重なりであっても、それはさほど好ましくないとはいえ、効果的な機能は実現され得る。] [0078] 本発明はまた、(a)第1の複数の開口を画定する孔あき研磨用品と;(b)第2の複数の開口を画定する研磨用品裏当て面を備える本明細書に記載されるとおりの接合パッドと;(c)第3の複数の開口を画定する補助工具とを含む研磨工具であって、接合パッドが孔あき研磨用品と補助工具との間に位置決め可能な研磨工具も含む。] [0079] いくつかの実施形態において、孔あき研磨用品は孔あき研磨布紙であり、この研磨用品は、第1の主表面と第2の主表面とを有し得る。第1の主表面は、砥粒、例えば、研磨粒子と、粒子を表面に接着するための結合剤とを備え得る。粒子及び結合剤は、当該技術分野において公知のもののいずれから選択されてもよく、表面上の構成は、いずれの公知の方法で提供されてもよい。第2の主表面は、概して、研磨用品を接合パッドに取り付けるための構成部品、例えば、接着剤又はフック面ファスナ若しくはループ面ファスナ部品を備える。しかしながら、場合によっては、第2の主表面は、研磨用品を取り付けるためのかかる構成部品を備えない。] [0080] 一実施形態において、接合パッドは、(i)第2の複数の開口を画定する研磨用品裏当て面と;(ii)研磨用品裏当て面の下に重なる複数の島部であって、第2の複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する少なくとも1本のチャネルを画定する島部と;(iii)複数の島部の下に重なる補助工具裏当て面とを備える。] [0081] 別の実施形態において、接合パッドは、(i)第2の複数の開口を画定する研磨用品裏当て面と;(ii)研磨用品裏当て面の下に重なるチャネル保持層であって、第2の複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する少なくとも1本のチャネルを画定するチャネル保持層と;(iii)チャネル保持層の下に重なる補助工具裏当て面とを備える。] [0082] 研磨工具の様々な実施形態において、孔あき研磨用品、研磨用品裏当て面、補助工具裏当て面、又は補助工具は、フック面ファスナ又はループ面ファスナ部品を備える。いくつかの実施形態において、孔あき研磨用品、研磨用品裏当て面、補助工具裏当て面、及び補助工具は、各々が、フック面ファスナ又はループ面ファスナ部品を備える。] [0083] 補助工具としては、概して、任意のタイプの研磨サンダー又は研磨機械を挙げることができる。例えば、補助工具としては、オービタル式、回転式、又は振動式機械を挙げることができる。] [0084] いくつかの実施形態において、補助工具は、集塵システムと連通する少なくとも1つの集塵開口を備える。例えば、いくつかの実施形態において、補助工具は、第3の複数の集塵開口を備える。研磨工具の一実施形態において、孔あき研磨用品と補助工具とが一体に合わされるとき、第1の複数の開口は第3の複数の開口と直接には整列することができない。例えば、第1の複数の開口は、サイズ、形状、向き、位置、又はそれらの組み合わせからなる群から選択される点において、第3の複数の開口と異なり得る。従って、接合パッドが孔あき研磨用品と補助工具との間に位置決めされると、第1の複数の開口のうちの少なくとも2つが、第2の複数の開口のうちの少なくとも2つと少なくとも部分的に整列する。] [0085] 接合パッドは、粉塵の流れを加工面から払い除け、接合パッドの1本又は複数のチャネルを介して、補助工具により提供される集塵システムに入れることを可能とすることにより、研磨用品と補助工具との間に機能的な接合面を提供することができる。本明細書に記載される接合パッドは、特定の構成の開口を有する研磨用品と、異なる構成の集塵開口を有する補助工具との間に接合パッドを使用することができるように構成された、開口及び少なくとも1本のチャネルを含む。] [0086] 研磨工具を有効に機能させるうえで、研磨用品及び補助工具の開口と接合パッドの開口とが100%整列することが厳密に必要とされることはないが、粉塵排出システムを有効に機能させるのに十分な程度には整列していなければならない。ほぼ100%の整列が好ましいが、それよりはるかに少ない重なりであっても、それはさほど好ましくないとはいえ、効果的な機能は実現され得る。] [0087] 図1〜図13Bは、本発明の様々な例示的実施形態の図面である。いくつかの実施形態において、図の説明のなかで「研磨補助裏当て面」と「補助工具裏当て面」とのいずれかの名前が付される表面は、互いに代替性を有する。] 図1 図10A 図10B 図11 図12A 図12B 図13A 図13B 図2A 図2B [0088] 図1は、本発明の一実施形態に係る接合パッドの斜視図である。接合パッド100は、開口106を備える研磨用品裏当て面104の下に重なる同心の島部102を備える。同心の島部102は、同心チャネル108を画定する。同心チャネル108は、開口106の一部分と流体連通する。接合パッド100はまた中心穴110も備え、これを用いて接合パッドを補助工具のスピンドルに装着することができる。一実施形態において、同心の島部102はまた、島部の下に重なる補助工具裏当て面112も備える。] 図1 [0089] 図2A及び図2Bは、本発明の一実施形態に係る接合パッドの斜視図である。接合パッド200は、補助工具裏当て面202と研磨用品裏当て面204とを備える。補助工具裏当て面202と研磨用品裏当て面204との間には、チャネル保持層206がある。チャネル保持層206は、研磨用品裏当て面204によって画定される開口208と流体連通するチャネルを備える。補助工具裏当て面202は開口210を備える。] 図2A 図2B [0090] 図3A〜図3Dは、本発明の一実施形態に係る接合パッドの図である。接合パッド300は、円弧形開口304を画定する補助工具裏当て面302を備える。接合パッド300はまた、研磨用品裏当て面306及び中心穴308も備える。補助工具裏当て面302と研磨用品裏当て面306との間には、チャネル保持層314がある。チャネル保持層314は、補助工具裏当て面302によって画定される円弧形開口304及び研磨用品裏当て面304によって画定される開口312と流体連通するチャネル310を備える。] 図3A 図3B 図3C 図3D [0091] 図4A〜図4Dは、本発明の一実施形態に係る接合パッドの図である。接合パッド400は、様々なサイズの開口404を画定する補助工具裏当て面402を備える。接合パッド400はまた、研磨用品裏当て面406及び中心穴408も備える。補助工具裏当て面402と研磨用品裏当て面406との間には、チャネル保持層がある。チャネル保持層は、補助工具裏当て面402によって画定される開口404及び研磨用品裏当て面404によって画定される開口412と流体連通するチャネル410を備える。] 図4A 図4B 図4C 図4D [0092] 図5A〜図5Dは、本発明の一実施形態に係る接合パッドの図である。接合パッド500は、開口504を画定する補助工具裏当て面502を備える。接合パッド500はまた、研磨用品裏当て面506及び中心穴508も備える。補助工具裏当て面502と研磨用品裏当て面506との間には、チャネル保持層がある。チャネル保持層は、補助工具裏当て面502によって画定される開口504及び研磨用品裏当て面504によって画定される開口512と流体連通するチャネルを備える。] 図5A 図5B 図5C 図5D [0093] 図6A〜図6Cは、本発明の一実施形態に係る接合パッドの断面図である。断面状の接合パッド600は、補助構造604を備えるチャネル保持層602を備える。断面状の接合パッド600はまた、研磨用品裏当て面606も備える。チャネル保持層602は、直線チャネル608と分岐チャネル610とを備える。研磨用品裏当て面606は、チャネル608及び610と流体連通する開口612を備える。断面状の接合パッド600はまた、中心穴614も備える。] 図6A 図6B 図6C [0094] 図7A〜図7Dは、本発明の一実施形態に係る接合パッドの断面図である。断面状の接合パッド700は、補助構造704を備えるチャネル保持層702を備える。断面状の接合パッド700はまた、研磨用品裏当て面706も備える。チャネル保持層702は、直線チャネル708と分岐チャネル710とを備える。研磨用品裏当て面706は、チャネル708及び710と流体連通する開口712を備える。断面状の接合パッド700はまた、中心穴714も備える。] 図7A 図7B 図7C 図7D [0095] 図9は、本発明の一実施形態に係る補助工具裏当て面の図である。補助工具裏当て面900は、円弧形開口902と中心穴904とを画定する。] 図9 [0096] 図10A及び図10Bは、本発明の一実施形態に係る部分的に作製された接合パッドの断面図である。断面状の接合パッド1000は、チャネル保持層1002を備える。チャネル保持層1002は、研磨用品裏当て面1006の周囲(すなわち、外周)の下に重なる円環形の島部1004と、半島部1008及び島部1010とを備える。チャネル保持層1002は、円環形の島部1004と、半島部1008と、島部1010とによって画定されるチャネル1012を備える。] 図10A 図10B [0097] 図11は、別の部分的に作製された接合パッドであり、これは、本発明の一実施形態に係る図10A及び図10Bの部分的に作製された接合パッドを含む。部分的に作製された接合パッド1100は、補助工具裏当て面1102を備える。補助工具裏当て面1102はループ面ファスナ部品を備える。補助工具裏当て面1102は開口1104を画定する。] 図10A 図10B 図11 [0098] 図12A及び図12Bは、本発明の一実施形態に係る接合パッドの図である。接合パッド1200は、フック面ファスナ部品を備える研磨用品裏当て支持面1202と、ループ面ファスナ部品を備える補助工具裏当て面1204とを備える。研磨用品裏当て支持面1202は、開口1206と中心穴1208とを画定する。補助工具裏当て面1204は、開口1210と中心穴1208とを画定する。研磨用品裏当て支持面1202と補助工具裏当て面1204との間には、チャネル保持層が挟まる。] 図12A 図12B [0099] 図13A及び図13Bは、本発明の一実施形態に係る接合パッドの図である。接合パッド1300は、フック面ファスナ部品を備える研磨用品裏当て支持面1302と、ループ面ファスナ部品を備える補助工具裏当て面1304とを備える。研磨用品裏当て支持面1302は、開口1306と中心穴1308とを画定する。補助工具裏当て面1204は、円環形の開口1310を画定する。研磨用品裏当て支持面1302と補助工具裏当て面1304との間には、チャネル保持層1312が挟まる。チャネル保持層1312は補助構造1314を備え、チャネル1316を画定する。チャネル1316は、開口1306及び円環形の開口1310と流体連通する。] 図13A 図13B [0100] 一実施形態において、本発明は、少なくとも1つの開口を画定し、且つ研磨面と裏当て面とを備える孔あき研磨用品を備えるキットである。このキットはまた、研磨用品の裏当て面に固定可能な少なくとも1つの接合パッドも備える。特定の実施形態において、孔あき研磨用品は、少なくとも2つの開口を画定する。場合により、キットは、少なくとも1つの接合パッドを備え、これは、接合パッドが裏当て面に固着されたときに、平坦な補助工具の裏当て面を接合パッドに付着させたときの研磨用品の穿孔の少なくとも一部分を互いに流体連通させる開口を画定する。別の選択肢としては、キットは少なくとも2つの接合パッドを備えてもよく、これらは、裏当て面に固着され、且つ補助工具の裏当て面を接合パッドに付着させたときに、研磨用品の少なくとも2つの開口の間に流体連通を提供する少なくとも1本の管路を画定する。] [0101] 別の実施形態において、接合パッド及び研磨用品の少なくとも一方が、接合パッドを研磨用品に固定する接着剤を表面に備える。或いは、又は場合により、接合パッドは、研磨用品の裏当て面に着脱自在に固定可能である。例えば、接合パッドは、接合パッドと研磨用品の裏当て面との面ファスナ状の表面を用いて着脱自在に固定可能であってもよい。] [0102] さらに別の実施形態において、キットの接合パッドは、補助工具を接合パッドに付着させたとき、研磨用品の穿孔間に特有の流体連通経路を画定する選択的なパターンで、研磨パッドの裏当て面に固着することができる。一実施形態において、こうした選択的なパターンは、研磨用品の異なる組み合わせの穿孔間に特有の経路を画定する。例えば、図14A及び図14Bに示されるとおり、キット1400は、接合パッド1402、1404を備え、これらは、研磨用品の裏当て面1406に異なるパターンで選択的に付着させることができ、それにより、補助工具が接合パッドに付着されたときに、中心穴1412を囲む異なる開口の組み合わせ1408、1410の間に流体連通が提供される。この実施形態は、研磨用品を通じた異なる流動速度が好ましいであろうときに有用であり、例えば、開口1408が開口1410と異なる開口総面積を有する場合に、達成することができる。] 図14A 図14B [0103] 本発明はまた、少なくとも1つの孔あき研磨用品(例えば、孔あき研磨布紙品)と少なくとも1つの接合パッドとを含むキットも含み得る。いくつかの実施形態において、かかるキットは、様々な用途に用いられ、又は様々な穿孔構成を有する様々な孔あき研磨用品を含むことができる。かかるキットは、それに加えて、又はそれに代えて、様々な孔あき研磨用品と共に用いられる様々な接合パッドを含む。いくつかの実施形態において、キットは、複数の孔あき研磨用品と少なくとも1つの接合パッドとを備える。さらなる実施形態において、キットは、複数の孔あき研磨用品と複数の接合パッドとを備える。] [0104] キットは、例えば、(a)少なくとも1つの孔あき研磨用品と、(b)少なくとも1つの接合パッドであって、各々が、(i)第2の複数の開口を画定する研磨用品裏当て面と;(ii)研磨用品裏当て面の下に重なる複数の島部であって、第2の複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する少なくとも1本のチャネルを画定する島部と;(iii)複数の島部の下に重なる補助工具裏当て面とを備える接合パッドとを備えてもよく;少なくとも1つの接合パッドは、少なくとも1つの孔あき研磨用品と第3の複数の開口を画定する補助工具との間に位置決め可能である。典型的には、孔あき研磨用品と補助工具とが一体に合わされるとき、第1の複数の開口は第3の複数の開口と直接には整列することができない。場合によっては、第1の複数の開口は、サイズ、形状、向き、位置、又はそれらの組み合わせからなる群から選択される点において、第3の複数の開口と異なる。好ましい実施形態において、接合パッドが孔あき研磨用品と補助工具との間に位置決めされると、第1の複数の開口のうちの少なくとも2つが、第2の複数の開口のうちの少なくとも2つと少なくとも部分的に整列する。] [0105] 本発明はまた、孔あき研磨用品(例えば、孔あき研磨布紙用品)を補助工具と共に使用する方法も含む。例えば、第1の複数の開口を画定する孔あき研磨用品を、第2の複数の開口を画定する補助工具と共に使用する方法は、本明細書に記載される接合パッドを孔あき研磨用品と補助工具との間に位置決めすることを含み得る。一例示的実施形態において、接合パッドは、(a)第3の複数の開口を画定する研磨用品裏当て面と;(b)研磨用品裏当て面の下に重なる複数の島部であって、第3の複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する少なくとも1本のチャネルを画定する島部と;(c)複数の島部の下に重なる補助工具裏当て面とを備える。] [0106] 典型的には、孔あき研磨用品と補助工具とが一体に合わされるとき、第1の複数の開口は第2の複数の開口と直接には整列することができない。場合によっては、第1の複数の開口は、サイズ、形状、向き、位置、又はそれらの組み合わせからなる群から選択される点において、第2の複数の開口と異なる。好ましくは、接合パッドが孔あき研磨用品と補助工具との間に位置決めされると、第1の複数の開口のうちの少なくとも2つが、第3の複数の開口のうちの少なくとも2つと少なくとも部分的に整列する。] [0107] 本発明はまた、本明細書に記載される研磨工具を使用して表面を研磨する方法も含む。例えば、いくつかの実施形態において、加工面に研磨工具を接触させ、削り屑が生じる。削り屑は、研磨用品から接合パッドを通じて補助工具に送り込むことができる。例えば、一実施形態において、研磨工具は、(a)第1の複数の開口を画定する孔あき研磨用品と;(b)接合パッドであって、第2の複数の開口を画定する研磨用品裏当て面と、第2の複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する少なくとも1本のチャネルとを備える接合パッドと;(c)第3の複数の開口を画定する補助工具とを備え、削り屑は、第1の複数の開口から、第2の複数の開口、さらにチャネルを通じて;及び第3の複数の開口を通じて送られる。好ましくは、接合パッドの開口及びチャネルは、研磨加工中に生じた削り屑が研磨用品裏当て面の開口、さらにチャネルを通じて効果的に運び出され、補助工具の除塵システムに達することができるように構成される。] [0108] 本明細書に記載される接合パッド及び研磨工具は、限定はされないが、ペンキ、コーティング、フィラー、複合材料(例えば、ガラス繊維及び炭素繊維)、木材、金属、プラスチック、石膏、並びに他のかかる材料の研磨など、数多くの用途に用いることができる。本明細書に記載される接合パッド及び研磨工具は、建設、製造、自動車、航空、海事、家具製造及び補修などの分野及び業界、並びに各業界における保守管理における使用に、また、工芸及び趣味活動における使用並びに一般消費者による使用にも好適であり得る。] [0109] 本発明は、特に、その例示的実施形態を参照して図示及び説明されているが、当業者は、添付の特許請求の範囲によって包含される本発明の範囲から逸脱することなく、それらに形態及び詳細の様々な変更を加え得ることを理解するであろう。]
权利要求:
請求項1 孔あき研磨用品と補助工具との間に使用される接合パッドであって、a)複数の開口を画定する研磨用品裏当て面と、b)前記研磨用品裏当て面の下に重なる複数の島部であって、前記複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する少なくとも1本のチャネルを画定する島部と、c)前記複数の島部の下に重なる補助工具裏当て面と、を含む、接合パッド。 請求項2 前記島部がポリマー材料からなる、請求項1に記載の接合パッド。 請求項3 前記ポリマー材料がポリマー発泡体を含む、請求項2に記載の接合パッド。 請求項4 前記ポリマー材料がポリウレタンを含む、請求項2に記載の接合パッド。 請求項5 前記研磨用品裏当て面と前記複数の島部とが同じ材料を含む、請求項1に記載の接合パッド。 請求項6 前記研磨用品裏当て面がフック面ファスナ又はループ面ファスナ部品を備える、請求項1に記載の接合パッド。 請求項7 矩形である、請求項1に記載の接合パッド。 請求項8 三辺形である、請求項1に記載の接合パッド。 請求項9 アイロン形である、請求項1に記載の接合パッド。 請求項10 木の葉形である、請求項1に記載の接合パッド。 請求項11 ディスク形状である、請求項1に記載の接合パッド。 請求項12 前記複数の島部が、前記研磨用品裏当て面の下に重なる同心の隆起である、請求項11に記載の接合パッド。 請求項13 前記複数の島部が複数の同心チャネルを画定する、請求項11に記載の接合パッド。 請求項14 前記複数の島部が、少なくとも2本の同心チャネルと流体連通する少なくとも1本の連結チャネルも画定する、請求項13に記載の接合パッド。 請求項15 前記島部が、前記複数の開口の各々と流体連通する複数のチャネルを画定する、請求項1に記載の接合パッド。 請求項16 少なくとも1本のチャネルが蛇行していないチャネルである、請求項1に記載の接合パッド。 請求項17 前記研磨用品裏当て面の前記複数の開口の少なくとも一部分が、前記孔あき研磨用品の穿孔の少なくとも一部分と整列するように位置決めされる、請求項1に記載の接合パッド。 請求項18 前記島部によって画定される少なくとも1本のチャネルが、前記補助工具によって画定される少なくとも1つの集塵開口と整列するように位置決めされる、請求項1に記載の接合パッド。 請求項19 前記補助工具裏当て面が、前記複数の島部の少なくとも1つの表面にモールド成形される、請求項1に記載の接合パッド。 請求項20 前記補助工具裏当て面と前記複数の島部とが同じ材料を含む、請求項1に記載の接合パッド。 請求項21 前記補助工具裏当て面がフック面ファスナ又はループ面ファスナ部品を備える、請求項1に記載の接合パッド。 請求項22 前記研磨用品裏当て面が、前記研磨用品裏当て面の下に重なる前記複数の島部に直接隣接する、請求項1に記載の接合パッド。 請求項23 前記研磨用品裏当て面の下に重なる前記複数の島部が、補助工具裏当て面に直接隣接する、請求項1に記載の接合パッド。 請求項24 前記複数の島部が、接着剤によって前記研磨用品裏当て面と結合される、請求項1に記載の接合パッド。 請求項25 前記複数の島部が、前記研磨用品裏当て面と一体化される、請求項1に記載の接合パッド。 請求項26 前記複数の島部が、接着剤によって前記補助工具裏当て面と結合される、請求項1に記載の接合パッド。 請求項27 前記複数の島部が、前記補助工具裏当て面と一体化される、請求項1に記載の接合パッド。 請求項28 少なくとも1本のチャネルが、前記研磨用品裏当て面によって画定される前記開口のうち3つ以上と流体連通する、請求項1に記載の接合パッド。 請求項29 前記研磨用品裏当て面によって画定される前記開口の実質的に全てが、前記島部によって画定される少なくとも1本のチャネルを介して互いに流体連通する、請求項1に記載の接合パッド。 請求項30 前記補助工具裏当て面が複数の開口を画定する、請求項1に記載の接合パッド。 請求項31 少なくとも1本のチャネルが、前記補助工具裏当て面によって画定される複数の開口と流体連通する、請求項1に記載の接合パッド。 請求項32 前記補助工具裏当て面によって画定される前記開口の実質的に全てが、前記島部によって画定される少なくとも1本のチャネルを介して互いに流体連通する、請求項1に記載の接合パッド。 請求項33 前記補助工具裏当て面によって画定される前記複数の開口の少なくとも一部分が、前記補助工具によって画定される少なくとも1つの集塵開口と整列するように位置決めされる、請求項1に記載の接合パッド。 請求項34 前記接合パッドがディスク形状であり、前記研磨用品裏当て面によって画定される前記複数の開口が、半径方向に対称である、請求項1に記載の接合パッド。 請求項35 前記研磨用品裏当て面によって画定される前記複数の開口が、それぞれ円弧形状である、請求項34に記載の接合パッド。 請求項36 前記研磨用品裏当て面によって画定される前記複数の開口が、少なくとも1本の対称軸に関して対称である、請求項1に記載の接合パッド。 請求項37 前記接合パッドがディスク形状であり、前記補助工具裏当て面が複数の開口を画定し、及び前記補助工具裏当て面によって画定される前記複数の開口が、半径方向に対称である、請求項1に記載の接合パッド。 請求項38 前記補助工具裏当て面によって画定される前記複数の開口が、それぞれ円弧形状である、請求項37に記載の接合パッド。 請求項39 前記補助工具裏当て面によって画定される前記複数の開口が、少なくとも1本の対称軸に関して対称である、請求項1に記載の接合パッド。 請求項40 前記研磨用品裏当て面の下に重なる前記複数の島部が、前記研磨用品裏当て面の周囲の下に重なる島部を含む、請求項1に記載の接合パッド。 請求項41 前記研磨用品裏当て面の周囲の下に重なる前記島部が、前記研磨用品裏当て面の下に重なり、且つ概して前記接合パッドの周囲から接合パッドの中心に向かって延在する少なくとも1つの半島部を備える、請求項40に記載の接合パッド。 請求項42 前記補助工具裏当て面が、少なくとも前記研磨用品裏当て面の周囲の下に重なる前記島部の下に重なり、且つそこに固着される、請求項40に記載の接合パッド。 請求項43 孔あき研磨用品と補助工具との間に使用される接合パッドであって、a)第1の複数の開口を画定する研磨用品裏当て面と、b)前記研磨用品裏当て面の周囲の下に重なる第1の補助構造と、c)前記研磨用品裏当て面の下に重なる少なくとも1つの追加的な補助構造であって、前記第1の複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する少なくとも1本のチャネルを画定する少なくとも1つの追加的な補助構造と、d)第2の複数の開口を画定する補助工具裏当て面であって、少なくとも前記第1の補助構造の下に重なり、且つそこに固着される補助工具裏当て面と、を含み、前記少なくとも1本のチャネルが、前記第2の複数の開口のうちの少なくとも2つとも流体連通する、接合パッド。 請求項44 前記研磨用品裏当て面の周囲の下に重なる前記第1の補助構造が、ほぼ円環形である、請求項43に記載の接合パッド。 請求項45 前記少なくとも1つの追加的な補助構造が、互いに対して対称に位置決めされた複数の追加的な補助構造を備える、請求項43に記載の接合パッド。 請求項46 a)第1の複数の開口を画定する孔あき研磨用品と、b)接合パッドであって、i)第2の複数の開口を画定する研磨用品裏当て面と、ii)前記研磨用品裏当て面の下に重なる複数の島部であって、前記第2の複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する少なくとも1本のチャネルを画定する島部と、iii)前記複数の島部の下に重なる補助工具裏当て面とを備える、接合パッドと、c)第3の複数の開口を画定する補助工具と、を含む研磨工具であって、前記接合パッドが、前記孔あき研磨用品と前記補助工具との間に位置決め可能である、研磨工具。 請求項47 前記孔あき研磨用品と前記補助工具とが一体に合わされるとき、前記第1の複数の開口が前記第3の複数の開口と直接には整列することができない、請求項46に記載の研磨工具。 請求項48 前記第1の複数の開口が、サイズ、形状、向き、位置、又はそれらの組み合わせからなる群から選択される点において、前記第3の複数の開口と異なる、請求項46に記載の研磨工具。 請求項49 前記接合パッドが前記孔あき研磨用品と前記補助工具との間に位置決めされると、前記第1の複数の開口のうちの少なくとも2つが、前記第2の複数の開口のうちの少なくとも2つと少なくとも部分的に整列する、請求項46に記載の研磨工具。 請求項50 前記孔あき研磨用品が孔あき研磨布紙である、請求項46に記載の研磨工具。 請求項51 前記孔あき研磨用品、前記研磨用品裏当て面、前記補助工具裏当て面、及び前記補助工具が、各々、フック面ファスナ又はループ面ファスナ部品を備える、請求項46に記載の研磨工具。 請求項52 孔あき研磨用品と補助工具との間に使用される接合パッドであって、a)複数の開口を画定する研磨用品裏当て面と、b)前記研磨用品裏当て面の下に重なるチャネル保持層であって、前記複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する少なくとも1本のチャネルを画定するチャネル保持層と、c)前記チャネル保持層の下に重なる補助工具裏当て面と、を含む、接合パッド。 請求項53 前記チャネル保持層が、接着剤によって前記研磨用品裏当て面に取り付けられる、請求項52に記載の接合パッド。 請求項54 前記チャネル保持層が、前記研磨用品裏当て面と一体化される、請求項52に記載の接合パッド。 請求項55 前記チャネル保持層が、接着剤によって前記補助工具裏当て面に取り付けられる、請求項52に記載の接合パッド。 請求項56 前記チャネル保持層が、前記補助工具裏当て面と一体化される、請求項52に記載の接合パッド。 請求項57 前記補助裏当て工具が複数の開口を画定する、請求項52に記載の接合パッド。 請求項58 前記チャネル保持層の少なくとも1本のチャネルが、前記補助裏当て工具によって画定される前記複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する、請求項57に記載の接合パッド。 請求項59 前記チャネル保持層によって画定される少なくとも1本のチャネルが、前記補助工具によって画定される少なくとも1つの集塵開口と整列するように位置決めされる、請求項52に記載の接合パッド。 請求項60 前記チャネル保持層が、少なくとも1本の分岐チャネルを画定する、請求項52に記載の接合パッド。 請求項61 前記チャネル保持層が、分岐チャネルと直線チャネルとを画定する、請求項52に記載の接合パッド。 請求項62 前記チャネル保持層が、少なくとも1本の蛇行していないチャネルを画定する、請求項52に記載の接合パッド。 請求項63 前記チャネル保持層が、前記複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する前記チャネルを画定する複数の島部を備える、請求項52に記載の接合パッド。 請求項64 a)第1の複数の開口を画定する孔あき研磨用品と、b)接合パッドであって、i)第2の複数の開口を画定する研磨用品裏当て面と、ii)前記研磨用品裏当て面の下に重なるチャネル保持層であって、前記第2の複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する少なくとも1本のチャネルを画定するチャネル保持層と、iii)前記チャネル保持層の下に重なる補助工具裏当て面と、を備える、接合パッドと、c)第3の複数の開口を画定する補助工具と、を含む研磨工具であって、前記接合パッドが、前記孔あき研磨用品と前記補助工具との間に位置決め可能である、研磨工具。 請求項65 前記孔あき研磨用品と前記補助工具とが一体に合わされるとき、前記第1の複数の開口が前記第3の複数の開口と直接には整列することができない、請求項64に記載の研磨工具。 請求項66 前記第1の複数の開口が、サイズ、形状、向き、位置、又はそれらの組み合わせからなる群から選択される点において、前記第3の複数の開口と異なる、請求項64に記載の研磨工具。 請求項67 前記接合パッドが前記孔あき研磨用品と前記補助工具との間に位置決めされると、前記第1の複数の開口のうちの少なくとも2つが、前記第2の複数の開口のうちの少なくとも2つと少なくとも部分的に整列する、請求項64に記載の研磨工具。 請求項68 前記孔あき研磨用品が孔あき研磨布紙である、請求項64に記載の研磨工具。 請求項69 前記孔あき研磨用品、前記研磨用品裏当て面、前記補助工具裏当て面、及び前記補助工具が、各々、フック面ファスナ又はループ面ファスナ部品を備える、請求項64に記載の研磨工具。 請求項70 a)少なくとも1つの開口を画定し、且つ研磨面と裏当て面とを備える孔あき研磨用品と、b)前記裏当て面に固定可能な少なくとも1つの接合パッドと、を含む、キット。 請求項71 前記孔あき研磨用品が、少なくとも2つの開口を画定する、請求項70に記載のキット。 請求項72 前記少なくとも1つの接合パッドが、前記接合パッドが前記裏当て面に固着されたときに、平坦な補助工具の裏当て面を前記接合パッドに付着させたときの前記研磨用品の前記開口の少なくとも一部分を互いに流体連通させる開口を画定する、請求項71に記載のキット。 請求項73 前記裏当て面に固着され、且つ補助工具の裏当て面を前記接合パッドに付着させたときに、前記研磨用品の少なくとも2つの開口の間に流体連通を提供する少なくとも1本の管路を画定する少なくとも2つの接合パッドを備える、請求項71に記載のキット。 請求項74 前記接合パッド及び前記研磨用品の少なくとも一方が、前記接合パッドを前記研磨用品に固定する接着剤を表面に備える、請求項70に記載のキット。 請求項75 前記接合パッドが、前記研磨用品の前記裏当て接合面に着脱自在に固定可能である、請求項70に記載のキット。 請求項76 前記接合パッドが、前記接合パッドと前記研磨用品の前記裏当て面との面ファスナ状の表面を用いて着脱自在に固定可能である、請求項75に記載のキット。 請求項77 補助工具裏当て面を前記接合パッドに付着させたとき、研磨パッドの穿孔間に特有の流体連通経路を画定する選択的なパターンで、前記接合パッドが前記研磨パッドの前記裏当て面に固着され得る、請求項73に記載のキット。 請求項78 前記選択的なパターンが、前記研磨パッドの異なる組み合わせの穿孔間に特有の経路を画定する、請求項77に記載のキット。 請求項79 a)少なくとも1つの孔あき研磨用品であって、各々が第1の複数の開口を画定する孔あき研磨用品と、b)少なくとも1つの接合パッドであって、各々が、i)第2の複数の開口を画定する研磨用品裏当て面と、ii)前記研磨用品裏当て面の下に重なる複数の島部であって、前記第2の複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する少なくとも1本のチャネルを画定する島部と、iii)前記複数の島部の下に重なる補助工具裏当て面と、を備える接合パッドと、を含むキットであって、少なくとも1つの接合パッドが、少なくとも1つの孔あき研磨用品と第3の複数の開口を画定する補助工具との間に位置決め可能である、キット。 請求項80 前記孔あき研磨用品と前記補助工具とが一体に合わされるとき、前記第1の複数の開口が、前記第3の複数の開口と直接には整列することができない、請求項79に記載のキット。 請求項81 前記第1の複数の開口が、サイズ、形状、向き、位置、又はそれらの組み合わせからなる群から選択される点において、前記第3の複数の開口と異なる、請求項79に記載のキット。 請求項82 前記接合パッドが前記孔あき研磨用品と前記補助工具との間に位置決めされると、前記第1の複数の開口のうちの少なくとも2つが、前記第2の複数の開口のうちの少なくとも2つと少なくとも部分的に整列する、請求項79に記載のキット。 請求項83 前記孔あき研磨用品が孔あき研磨布紙である、請求項79に記載のキット。 請求項84 前記孔あき研磨用品及び前記研磨用品裏当て面が、各々、フック面ファスナ又はループ面ファスナ部品を備える、請求項79に記載のキット。 請求項85 前記キットが、複数の孔あき研磨用品と少なくとも1つの接合パッドとを備える、請求項79に記載のキット。 請求項86 前記キットが、複数の孔あき研磨用品と複数の接合パッドとを備える、請求項85に記載のキット。 請求項87 第1の複数の開口を画定する孔あき研磨用品を、第2の複数の開口を画定する補助工具と共に使用する方法であって、前記孔あき研磨用品と前記補助工具との間に接合パッドを位置決めすること、を含み、前記接合パッドが、a)第3の複数の開口を画定する研磨用品裏当て面と、b)前記研磨用品裏当て面の下に重なる複数の島部であって、前記第3の複数の開口のうちの少なくとも2つと流体連通する少なくとも1本のチャネルを画定する島部と、c)前記複数の島部の下に重なる補助工具裏当て面と、を備える、方法。 請求項88 前記孔あき研磨用品と前記補助工具とが一体に合わされるとき、前記第1の複数の開口が、前記第2の複数の開口と直接には整列することができない、請求項87に記載の方法。 請求項89 前記第1の複数の開口が、サイズ、形状、向き、位置、又はそれらの組み合わせからなる群から選択される点において、前記第2の複数の開口と異なる、請求項87に記載の方法。 請求項90 前記接合パッドが前記孔あき研磨用品と前記補助工具との間に位置決めされると、前記第1の複数の開口のうちの少なくとも2つが、前記第3の複数の開口のうちの少なくとも2つと少なくとも部分的に整列する、請求項87に記載の方法。 請求項91 前記孔あき研磨用品が孔あき研磨布紙である、請求項87に記載の方法。 請求項92 表面を研磨する方法であって、請求項46に記載の研磨工具の前記孔あき研磨用品を加工面と接触させ、削り屑が生じることを含み、前記削り屑は、前記第1の複数の開口から前記第2の複数の開口、さらに前記チャネルを通じて;及び前記第3の複数の開口を通じて送られる、方法。 請求項93 表面を研磨する方法であって、請求項64に記載の研磨工具の前記孔あき研磨用品を加工面と接触させ、削り屑が生じることを含み、前記削り屑は、前記第1の複数の開口から前記第2の複数の開口、さらに前記チャネルを通じて;及び前記第3の複数の開口を通じて送られる、方法。
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